畳の敷き方

畳の大きさは地域や家の作りによって違いはありますが、基本的には長手方向(縦)と短手方向(横)は2対1になります。(半畳サイズの場合は1対1) そんな畳をどのように部屋に敷き込むか、考えてみるのも楽しいですよね。

例えば8畳の畳が敷かれる場合は、畳の長手方向が部屋の外周に沿って配置され、ぐるっと部屋を囲う敷き方が一般的です。 出入り口の畳をこのように配置することによって、畳の目(織り目)と人の足運びの向きが揃い、畳表と足裏が擦れることによるダメージを防ぐことができるという配慮からです。

畳の配置

料理店や大きめの部屋などでは、畳を一列(二列や三列など)に同じ向きに配列する場合があります。 同じ向きなのか縦横混在なのか、どちらが良いということはありませんが、むしろ、部屋の大きさやデザイン、窓からの光の当たり方なども踏まえて畳の敷き方を自由に検討してみるのも楽しいと思います。

一般的な8畳間

出入口のふすまを開けて、中に入るときに、足の運びと畳の目が同じ向きになるように配置されます。 これは畳表の目と足の運びを揃えることにより、畳表のいたみを軽減するということになるからです。

大広間での敷き方
大広間での敷き方

料亭など大広間ではこのような敷き方をする場合があります。 何十畳もの畳を縦横に配置するよりもこのような敷き方が理にかなっているのですね。

縦向きと横向きの両方の畳を配置した場合、畳表に光が当たった時に光の濃淡が生まれます。 畳表の織り目による光の深みが和の美しさの雰囲気をかもし出します。