琉球畳 / 七島藺(しちとうい)の畳表

琉球畳に使われる、七島表をご存知でしょうか。 一般的な畳表には、イグサ科のいぐさが使われますが、植物的にも別の種類のカヤツリグサ科の七島藺(しちとうい)という植物から作られた畳表です。 今は大分県国東半島で栽培されていますが、昔は琉球で主に生産されていて、この畳表を縁なしでつけた畳を琉球畳と呼んでいました。 いぐさは断面が丸いのに比べ、カヤツリグサの断面は三角なのが特徴。 その三角の形を裂いて、畳表に織り上げるのです。

 

そんな七島藺の畳表をひのきの畳床と組み合わせて、八ヶ岳や富士山が見渡せる場所に敷かせて頂きました。

七島藺の畳表の魅力は、ごつごつした感じ、と言いますか、野性的と言いますか、素というか。 色や繊維の太さが均質でないのです。 

畳表面のごつごつ感は、経糸に太い麻糸を使っているから。 

 

太い麻糸と不揃いな七島藺で織られていることで、独特の風合いが生まれます。

そこがいいと思います。 

いぐさの凛とした風合いもとても素敵ですが、七島藺のごつごつした風合いが何とも言えず良いです。